卵子・受精卵(胚)の凍結保存の必要性
悪性腫瘍(がん)や血液疾患、自己免疫疾患に対する治療(化学療法・放射線療法・手術療法)の影響で、卵巣の機能が低下し、将来の妊娠・出産が困難になることで生活の質QOL低下に悩まされることがあります。
近年の医療技術の進歩とデータの蓄積に伴い、病気を治療した後も、妊娠できる可能性(妊孕性)を温存するための治療法がいくつか試みられています。
体外受精や顕微授精といった生殖補助医療の進歩により、卵子や受精卵(胚)の凍結保存は広く普及しており、凍結保存した卵子と、非凍結卵子の妊娠率よりやや低いものの、世界中で数百人以上の児が凍結卵子から出生しています。
また、凍結保存した受精卵(胚)から、毎年3万人以上の児が、日本で出生しています。
元の病気(原疾患)の治療を優先したうえで、原疾患の主治医から許可を得て卵子や受精卵(胚)を凍結保存することで妊孕性を温存することができる場合があります。
当院では、日本産科婦人科学会の会告に準拠して、卵子と受精卵の凍結保存を行っています。
精子凍結保存の必要性の必要性
悪性腫瘍(がん)や血液疾患、自己免疫疾患に対する治療(化学療法・放射線療法・手術療法)の影響で、精巣の機能が低下し、将来の妊娠・出産が困難になることで生活の質QOL低下に悩まされることがあります。
近年の医療技術の進歩とデータの蓄積に伴い、病気を治療した後も、妊娠できる可能性(妊孕性)を温存するための治療法が、いくつか試みられています。
元の病気(原疾患)の治療を優先したうえで、原疾患の主治医から許可が得て精子を凍結保存することで妊孕性を温存することができる場合があります。
当院では、日本産科婦人科学会の会告に準拠して、精子の凍結保存を行っています。
若いがん患者の妊よう性温存
若いがん患者さんの、妊よう性(妊娠できる能力)をできるだけ温存するために、福井県とともに「がん患者子宝応援事業」を行っています。
県内5つのがん診療拠点病院を結んで、がん治療の前に精子や卵子、胚の凍結保存が必要な若い患者さんがいたら、すぐに連絡をもらって対応しています。
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がん治療の前に、精子・卵子・胚を凍結保存


福井県がん患者 生殖医療ネットワーク
