当センターと治療の流れについて
当センターは福井県における生殖医療の基幹施設として、福井県と福井大学が協力し、作られた施設です。
今まで県外に治療に行かざるを得なかったケースが多かった不妊治療分野において、県内で男性と女性の両方の治療が可能な施設を開設することが出来ました。
不妊治療においてその原因は男女共に同じ比率で存在します。それをきちんと把握し、夫婦が協力して治療に取り組めるよう我々も精一杯サポートさせて頂きます。
治療の流れは下記の通りです。

不妊治療から出産まで、一気通貫で治療・サポートできる体制を整えております。
当センターの治療実績について
①治療周期数

②治療法別の治療成績
表1. 治療法別の成績(症例あたり※1)
| 一般不妊治 | 生殖補助医療 | ||||
| タイミング | 人工授精 | 体外受精 | 顕微授精 | TESE-ICSI ※3 |
|
| 妊娠率 | 26% | 23% | 54% | 58% | 90% |
| 出産率 | 21% | 17% | 42% | 45% | 90% |
表2. 生殖補助医療の治療法別の成績(採卵あたり※2)
| 体外受精 | 顕微授精 | 体外受精+ 顕微授精※4 |
TESE-ICSI ※3 |
|
| 妊娠率 | 37% | 25% | 56% | 28% |
| 出産率 | 27% | 20% | 40% | 19% |
※1:症例あたりとは、2021年〜2023年に当院初診で不妊治療を行った317名のうち、各治療法の実施者数を母数として算出した。
※2:採卵あたりとは、当院で2021年〜2023年に行った採卵634件のうち、各治療法の実施件数を母数として算出した。
※3:TESE-ICSIとは、TESE(精巣内精子採取術)により得られた精子を用いたICSI(顕微授精)を指す。当院のTESEでの精子採取率は直近5年間で約63%である。
※4:一周期の採卵から採取された卵子を2つのグループに分け、体外受精と顕微授精を実施する方法(スプリット法)。
③女性年齢別の治療成績
表1. 女性年齢別の治療成績(症例あたり※1)
| 一般不妊治※2 | 生殖補助医療※3 | |||
| 妊娠率 | 出産率 | 妊娠率 | 出産率 | |
| <30歳 | 27% | 22% | 75% | 67% |
| 30歳~34歳 | 31% | 24% | 66% | 56% |
| 30歳~34歳 | 18% | 14% | 55% | 37% |
| 40歳≦ | 10% | 7% | 29% | 20% |
表2. 生殖補助医療の女性年齢別の治療成績(採卵あたり※4)
| 妊娠率 | 出産率 | |
| <30歳 | 45% | 41% |
| 30歳~34歳 | 43% | 37% |
| 35歳~39歳 | 54% | 26% |
| 40歳≦ | 38% | 11% |
※1:症例あたりとは、2021年〜2023年に当院初診で不妊治療を行った317名のうち、各治療法の実施者数を母数として算出した。
※2:一般不妊治療とは、タイミング法、人工授精を指す。
※3:生殖補助医療とは、体外受精、顕微授精、TESE-ICSI(精巣内精子採取術により回収した精子を用いた顕微授精)を指す。
※4:採卵あたりとは、当院で2021年~2023年に行った採卵634件のうち、各治療法の実施件数を母数として算出した。
④治療開始から妊娠に至るまでの期間

※1:2021年〜023年に当院初診で不妊治療を行った317名について、治療開始から出産に至った妊娠までの期間を一般不妊治療、生殖補助医療別に算出した。
※2:一般不妊治療とは、タイミング法、人工授精を指す。
※3:生殖補助医療とは、体外受精、顕微授精、TESE-ICSI(精巣内精子採取術により回収した精子を用いた顕微授精)を指す。
医学研究に関する情報公開のおよび研究協力のお願い
