精液検査について

世界保健機構(WHO)が定める精液検査の基準値は、精液量 1.5mL以上、精子濃度 1,500万/mL以上、運動率40%以上です。

精子の状態はバラつきが大きいとよく言われますが、2回続けてこの基準値を下回るようであれば、早めに人工授精(AIH)を考えた方が良さそうです。

人工授精は、精液中の運動精子をできるだけ集めて、排卵直前に子宮の奥へ注入する方法です。

ちなみに、私たちの人工授精1回あたりの妊娠率が14%、出産率は12%です。

精液検査で、運動率 20%、運動精子濃度 500万/mLを下まわる場合は、顕微授精が選択肢になります。

精液検査の基準値(WHO)

精液量 1.5 mL以上
精子濃度 1,500万/mL以上
運動率 40%以上

精子は日によってバラつきが大きい…

卵胞発育について 福井大学医学部附属病院/高度生殖医療センター

基準値を2回続けて下回る場合は
運動精子を子宮内へ 人工授精 AIH

卵胞発育について 福井大学医学部附属病院/高度生殖医療センター

運動率<20%、運動精子濃度<500万/mLだと
顕微授精 ICSI が必要

高度な男性不妊

高度な男性不妊は、生殖医療専門医である泌尿器科医師が診療に当たっています。
顕微鏡下に精巣内の精子を採取するMD-TESEにも対応していますので、是非ご相談ください。

ただし、MD-TESEによる精子の回収率は3割で、残りの7割は精子を得ることができません。

精子の有無は手術してみないと分かりませんし、たまたま精子が得られても必ず妊娠できるとは限りません。

男性不妊には克服すべき課題がいくつも残されています。

顕微鏡下精巣内精子採取術(MD-TESE)

顕微鏡下精巣内精子採取術(MD-TESE) 福井大学医学部附属病院/高度生殖医療センター

精子回収率 30%